映画『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』日本版予告編 - YouTube
楽しい映画ではありませんが面白かったです。
舞台の上でしか輝けなかったり、自意識を拗らせたり、承認欲求が満たされたなったり・・。
役者って変な奴らだな、なんて言えません。
だって自分にもそういう部分があるから。さすがに職場に日焼けマシーンを持ってこないけど・・。
長回しなのにその映像の中で主人公の妄想と現実とその他の登場人物がクルクルと入れ替わるのでストーリーの虚実が分からなくなるところが面白い。
そして映画の役者ってしょーもないよな、と映しながらも批評家に対する怒りや観客に対する怒りをぶつけているところも自虐的で楽しい。
役者の演技も文句なしです。
エドワード・ノートンのイケてるクソ野郎っぷりも良い。
こんなに映画業界内の業を吐き出しているのにラストのサムの表情でこの映画の救いと、監督の愛を感じました。
ただ残念ながら予告で流れている
Brent SmithのDon't let me be misunderstood
Gnarls BarkleyのCrazyは本編では流れません。