インサイド・ヘッド

面白かったです!

 

この映画の主人公は誰なんだろう。

ライリーなのか

ヨロコビなのか

カナシミなのか

と考えた時に出てくるのはこの映画の主人公は観客自身なんだなー。

と思いました。

”これはあなたの物語”というコピーは間違ってはないなー。とも。

 

誰もが持っている喜怒哀楽のキャラクター。

映画を通して自分自身はあの時どうだったかな、なんて

考えながら見ていました。

 

この映画のライリーの物語は引っ越しをしてから彼女自身が立ち直るまでですが、

現実の僕は彼女の時間より長く生きている。

 

悲しみ、怒り、ビビって、ムカつきながら成長するなかで

何かを忘れていく。

でも、その忘れたはずの何かがどこかで生きていて自分自身を形作っていく。

あのシーンはそんな経験がある人達には胸に迫るものがありました。

子供よりも大人に刺さるシーンでしたね。泣きました。

 

それにしてもビンボン…なんて気持ち悪い奴なんだ。って本気で嫌悪感がありましたね。

幼女誘拐犯とか、現実に存在するネズミ男のような雰囲気を感じたよ。

あのシーンまでは。

あのシーンのためのキモさなのかな、ギャップ萌えというか…そんなわけないか。

 

 

本編前のショートフィルムは切ないなぁと思いながらも最終的にはケンカしたら

大変そうだな。とも思いました。捻くれてる?