読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

好きな人に距離を置かれて八つ当たりした日

 婚活で連敗し、どうせ良い女じゃないだろう、と思って3か月前に知り合った人を初対面なのに話せば話すほど好きになってしまいデートしたり電話したりして、それでも相手が俺と話していて楽しいのか、今電話しちゃって大丈夫なのか。それでも声が聞きたい。好きなモノを語っている時の楽しげな表情、電話口の温かみのある優しい声。その人の声を聞いている時だけはどうしようもない孤独を忘れられる。そして迷いに迷って電話しようとしたら相手から距離を取ろうとする雰囲気を感じてしまい深く傷ついた。

 

 全くモテない上にプライドが高く、口下手な上に聞き上手でもないという残念なコミュ力とその対策が上手く出来ず、彼女の笑顔を上手く引き出せないツマらない自分にのたうち回って、自分以外全て破壊したい。

という衝動に駆られて大切な人にみっともなく八つ当たりして、それが情けない事だと思っているのにそれでもイライラが止まらず、そのイライラが苦しくて苦しくて呼吸を落ち着かせて、こういうときは本屋に行けば落ち着くぞ。深呼吸だ深呼吸・・・。

よし、治まって来た。と思ってtwitter見たら

netallica.yahoo.co.jp

 

というインタビューを見つけ、この女!男を馬鹿にしてやがる!=俺を馬鹿にしてやがる!心の傷跡に塩と味噌を摺り込みやがって絶対に許さない!

とモテない人間特有の拗らせた被害者意識でネガティブ変換し、そもそもどんな奴なんだ!テメーの選択の結果、男に何かされたならそれはテメーの責任だろう!被害者ぶってんじゃねえ!そういう人間が大嫌いなんだ!と自分の事は高く高く棚上げし、バットで脳天かち割ってやるぞこのクソアマが!という気持ち、あくまで気持ちで”鶉まどか”なるクソ女のブログを朝から見ていたところ文章が妙に読みやすく結局のめり込み、

 

わたしは理想に添うように努力しなくては、大好きなひとに好きと言って貰えないくらい、駄目な、魅力のない、みっともない存在なのだ。母がそうであったように、わたしが自ら面白いと感じたり、楽しいと思ったりすることを実行しているままでは、常に天涯孤独でいなければならないのだ。

あなたの理想になれなくて、ごめんなさい - あの子のことも嫌いです

 

サークラだった2年弱を経て、わたしは誰かの理想になるのは苦しいというごく当たり前の結論に落ち着いた。嫌でも、このダメな自分と付き合って行かなければ成らないのだという当たり前の現実と、やはり誰かの理想になりたいという幻想の間で、今もたゆたっている。

あなたの理想になれなくて、ごめんなさい - あの子のことも嫌いです

 という自分と重なる部分を見て、そっかダメな自分を持て余しているのは俺だけじゃないんだ、自分自身を受け入れてくれる人を求めてそんな人が見つからなくて孤独感を抱えているのはこういう女でも同じなんだ・・・。

などという当たり前の現実に少し呼吸が落ち着いてきたのが今。