SMAPの生放送が気持ち悪かった。

SMAPを育てたマネージャーが、ジャニーズ事務所からの独立を画策、怒った事務所側がこれを阻止。

SMAPの番組で彼等を謝罪させた。

中居、草薙、香取の表情が暗く普段TVで明るく振る舞っている姿はなかった。
真ん中に立つキムタクのみが明るい白のネクタイでそれ以外は黒のネクタイで葬式のよう。

事務所側として時間と金を掛けて育てた金の卵が親を捨てて敵対するのは許せないという気持ちも分かる。

が、経営陣がマネージャーをマネジメント出来ていなかった事も原因がある。
独立はエネルギーを使う。
マネージャー側も独立はしたくてしようとしたわけではないだろう。

経営陣と現場統括のポリシーの違いの溝はどうすれば埋まったんだろう。

何故番組で謝罪させる必要があったんだろう。
これで大きく事務所のブランドは傷付いた。
そしてコアなファンからライトなファン層の心を事務所は傷付けた。

この件に関して事務所側はスポーツ新聞にマネージャーを悪者にしてトカゲの尻尾切り作戦を展開、しかしネット上ではそれに対する反発は大きくなる。
世間の同情は独立組に集まっている。

今回の騒動で前面に出るべきは普通の会社なら経営陣だし、現在のネット世論を経営陣は把握出来なかった。

どこかの時点で経営陣は世代交代をすべきだったのだろう。
50代のマネージャー、80代の経営陣。
世代交代の難しさを感じる。