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君の名はとシン・ゴジラはコインの裏表

どちらも震災がモチーフになっている。

片方は様々なパワーバランスの上で

もう片方は恋愛を通して。

「こうであって欲しい」

という願いは映画の中で叶えられる。

皆の力を合わせれば。

震災の直前に戻れれば。

 

現実は違う。

福島原発が「アンダーコントロール」というのはどうしようもない嘘っぱちだ。

皆で力を会わせようと思っても縦割り行政と保身的な企業の前に怒りばかりが燻っている。

でも政府の嘘に怒るのは疲れたし

放射脳」だ、「推進派」だ、と国民同士で蔑み合うのも疲れたし、

大切な人を思い出して悲しむのも少しだけど心が落ち着いてきた。

 

そんなタイミングでこの2つの作品は顔を出した。

 

原発を語ればお互いの主義主張でいがみ合うけど、映画を通して語れば自分のモヤモヤした感情を少し昇華出来る。

主義主張は譲れないけど映画の感想なら語り合える。

多分、本当は皆不安で語り合いたいのだ。

 

行く手は明るくないけれど。

それでも前に進むしかないから。