マンダロリアンを観てからスターウォーズの世界を通じてもっとマンダロリアンの世界を知りたくなってスターウォーズを見返した。
そもそもマンダロリアンの磁力でスターウォーズの映像作品を観ようと決めたのだから凄い磁力だ。
で、マンダロリアンの世界が明確に描かれるというのでクローンウォーズをひたすら観た結果、感想を書いて整理したくなった。
アソーカ・タノ・・本作の主人公として成長が描かれているのだけど、もうアイドルだと思った。若くてちょっとイケてる(=ビジュアル良し、鼻っ柱の強さ、かつ未熟だけど真っ直ぐ未来を信じている)女子はオッサンとしてはもう推せる。いや推さざるを得ない。
師匠であるアナキンと恋仲にならないところも良いし、年の近い独立星系の議員の息子とも恋仲にならない。果たしてそれで良いのかという感じもするが戦争中だからしょうがないという大義名分が立つ。
有能でイケメンの上司であるアナキンに振り回されつつ助け合い、信頼を育んでいく様、ジェダイ評議会から抜けた後もお互いの信頼が崩れていないところ、それでも自分の正義を守るところなど”尊い”という気持ちになってしまう。
信じていた組織、ジェダイ評議会に裏切られる、という点はもう誰もが似た様な経験をする事でこちらの感情を揺さぶられるし自分の人生の追体験をしている気持ちになってくる。
戦士じゃないけど社会は戦いの連続だしね。
ファイナルシーズンではオーダー66受信前のレックスとの会話の不吉さたるやもう分かっているんだけど切ない。
アナキン・・クローンウォーズを観て好きになった。映画ではパドメを助けるためにダークサイドに落ちる優男のあんちゃんだったのが仕事をバリバリこなしつつ敵方には容赦ない尋問を行ってダース・ベイダーの片鱗を見せる演出も良い。
一方自分が将来何をしてしまうのか未来を見せつけられたときに、恐れおののき、苦しみに苛まれる様、ジェダイ評議会を抜けたアソーカ・タノのためにライトセイバーを準備してやる優しさを観て、今まで全く興味の無かったアナキンの事をもう大好きになってしまったのだ。
軍用レーンに入ってしまった民間人の船にアソーカがいる事を感じ取って船を見逃すシーン...もう尊い。
だからこそスターウォーズ エピソード3のパダワン殺しはもう断固納得できないのである。
俺の知ってるアナキンは例えダークサイドに落ちたってそんなこと絶対しないぞ!という気持ちだ。