2016-01-07 そこのみにて光輝く 心に傷をおった綾野剛が、前科持ちで仮釈放中だが 人懐っこい菅田将暉に出会い、彼の姉である池脇千鶴と恋に落ちる。 しかし彼女は造園業を営むナカジマと不倫関係にあった…。 出てくる人物全員孤独。 個人的に好きなキャラクターはナカジマです。 綾野剛が不倫関係を続けるナカジマに 「家族大事にした方が良いっすよ。」と言ったときのナカジマのセリフ。 「大事にしてるからおかしくなるんだろうが!」 …せ、切ない。 大多数の男はナカジマだと思うんですよ。 金と権力がないと女を抱けないという。 気持ちは良く分かる。 金と権力じゃ女の心までは抱けないけど 金がないとそもそも池脇千鶴には出会えないし、 見つめ会って恋に落ちるなんてまずないからね。 男の弱い部分代表でした。 菅田を競馬場で見つめる目も焦点当たってないようでキモくていい。 いいキャラです。 あと綾野剛が池脇千鶴の池脇千鶴にチュッパチャップスしてるシーンはもう見てて恥ずかしかった。 女性用AVみたいで彼女が隣にいたら居たたまれなかったですね。 彼女いないけど。 全体的にイケメン二人のブロマンス物で女子には嬉しい映画じゃないでしょうか。 何となくまほろ駅前多田便利軒思い出します。 綾野剛と池脇千鶴の絡みもサービスショット感あるし。 大多数の男が持っているナカジマ的要素も糾弾出来るし。 綾野剛が出川哲郎だったら光輝いていたのかが素朴な疑問。