スパイダーマン No Way Home
サム・ライミ版のスパイダーマンをリアルタイムで見た世代としては、予告でドクターオクトパスが「Hello,Peter」と登場したシーンでテンションが爆上がりした。
初めてトム・ホランドのスパイダーマンを見た時にはこんなのは俺のピーター・パーカーじゃない!可愛すぎる!トビー・マグワイア位絶妙にキモい陰キャじゃなきゃノレない!
とブチ切れていたがファー・フロム・ホームで悪いおじさんに騙されて、ボロボロになっても頑張っているトムホを見て、「健気やん…」と完全に許してしまった。
ちょっとコミュ障気味で斜に構えたゼンデイヤのMJも好きで今では二人の幸せを祈らざるを得ない。
そんなスパイダーマンの最新作は始まりこそ明るいけどその先は苦い結末だった。
NoWayHomeはそういう意味かと。
予告で見ていたオクタビアスの登場シーンはやっぱりテンションが上がった。
「大きくなったな。」のシークエンスは初めてスパイダーマンを見たあの頃を思い出して泣いた。大きくなってしまいました。色々ありましたよ。
弱々しいウィリアム・デフォーが「息子は…」というシーンも悲しく心揺さぶられた。今の年齢の彼だからこそ演じられるよね。
アンドリューガーフィールドがMJを救ったシーンも泣いた。こういう自分で自分を救うシーンマジで好きです。
でもさ、これで終わりなのかい?
版権の問題でMCUでは見られないのかい?
MJ、ネッドと仲良し3人組はもう見られないのかい?
という寂しさは想像以上に大きい。
エンドロールの後に"スパイダーマンは帰って来る"というメッセージを待ったがそれは無かった。トムホのスパイダーマンはもう見られないのだろうか。