ワンピースを50巻まで読んでみた。

ワンピース歌舞伎を観に行くので予習として50巻まで読んでみました。

そもそもワンピースは初めの頃は面白かったんですが段々読まなくなりました。
なんでかっていうと

・仲間だなんだですぐ泣く。それが暑苦しい。
・ルフィの考えなしの行動で全部解決出来るから共感できない。
・アクションもゴチャゴチャしてて読みにくい。
・ボケとツッコミが面白くない。

って所でした。

僕は基本的に苛められることが多い人生を送ってきたので
エグザイル的なマイルドヤンキー感(仲間、誇り、女に優しく男に強く)が苦手です。
避けてきたと言った方が良い。

でもワンピースの世界観では、基本的に暴力が支配してるのでシェフも大工も戦える。
弱いモノは虐げられても仕方ない。という空気があります。
その感じがまた嫌で。

ルフィは強い敵に立ち向かっていくんだけど、なんだかんだ言って、勝てる。

話のパターンも
黒幕が誰かを騙す→騙された人間が大切な人を攻撃→騙された事に気付く→泣いて怒る→ルフィが力で解決

っていうのもワンパターン感を感じてしまいます。



更になんでそういう世界観が嫌いなのかな、と考えた結果がこちら

・仲間、友情が暑苦しい。
(そんな仲間居たこと無いから。居たとしても負けたくないからライバル視したり嫉妬してしまう。解決するためには自信を持つ為だけどいつも頑張ってないといけないし、それが苦しい。結局一人が楽。)

・感動してすぐ泣く
(こっちだっては辛くても我慢してるんだし、人前で泣く事でも映画館ではよく泣く。)

・ルフィが自分自身の暴力性に無自覚。(俺も周りを気にせず気持ちを押し付けたり、自由に振る舞いたい)

・マイルドヤンキー感が苦手
仲間→はぁ?
誇り→そこまで頑張った事無いな。ていうかこれ見よがしに見せるなよ。

・女に優しく男に強く→女からはフラれ続けてきたから信用出来ない。男からは殴られてきたからやっぱり信用出来ない。


結論として
モテたい。
もっと強くなりたい。
喜びや悲しみを分かち合えるような仲間が欲しい。

悲しい。