今更ながら、【赤髪の白雪姫】の感想

初めて見たのはGyaO!のネットTVでした。

 
紹介文に薬剤師の女の子が主人公たとか書いてあったのか覚えていないがなんでクリック。
オープニングの軽やかなピアノのイントロでなんか面白そう、とは直感的に思いました。

そして製作はボンズ
僕の中でボンズは「桜蘭高校ホスト部」という神アニメを作ったスタジオとして記憶されています。
 
で、何となく見てたらやっぱり背景が綺麗で音楽も良い。
そして主人公のシラユキが可愛い。

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可愛いだけじゃなくて自分の持っている薬剤の知識を活かして自分を脅かす男と戦います。
知的!
凛々しくてカッコいい。

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知恵と勇気で自分の道を切り開く。これぞ物語の主人公。
ホレますよ。
しかも自分の宮廷薬剤師という目標に向かって、たゆまず努力する姿勢。
分け隔てない周りの人に対する気配り。
 
女神か。
 
そんな全方位に好感度の高さを振り撒く主人公にたかってくる男という虫共。
 
彼氏になる王子ゼン。少女漫画の王道の王子様。
イケメンっぷりに妬みの炎をチリチリさせながら眺めてました。

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(笹食ってる場合じゃねえ!)

 

過去に影があり高い格闘技術を誇り、ニヤけたお調子者を気取る(処が可愛い)オビ。
護衛という役割でシラユキを警護しているウチにシラユキに惹かれていきます。
良い声してるなー。キャラクターと声質ピッタリ。

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(もう準主役)

 

そして!
僕の推しメン。ラジ王子!

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一国の王子という立場なのに、民の気持ちを考えられない絵に描いたようなボンクラ王子。
シラユキが故郷を出ていかざるを得なかった元凶になっただけでなく、
王子という立場を利用してシラユキに対する度重なるストーカー行為の挙げ句
ゼン王子にシバかれ煮え湯を飲まされます。
 
それでもシラユキにと関わるうちに己の弱さに向き合って
シラユキの中でクソ野郎右代表から友人という立場まで名誉回復。
その上、文字通り相手の”立場”を考え、助けようとするという本作イチの成長を
見せます(第2期 20,21話)。
今までこんな美味しいキャラクターがいたのか、いや居ない。

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(ストーカーの癖にバイオリンも弾けちゃうよ!)

 
シラユキを中心に周囲の人達の成長と初々しいシラユキ,ゼンのカップルに萌えつつ
色んなキャラクター達の成長を応援したくなる爽やかなアニメでした。