シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ
正義のために戦っているアベンジャーズ。
強大な敵に勝っても一般人の被害者は増えるばかり。
そこにかつてのキャプテン・アメリカの友人がテロを起こした容疑で追われるが…。
キャプテン・アメリカって暗いなー。
真面目に作っているからこそなんだけど。
僕は鶏頭なので以前キャプテン・アメリカのウィンターソルジャーを見たんですが8割方忘れていたのでもう一度見てから本作を見たんですが正解でした。
序盤の敵ラムロウとかメインキャラクターのバーンズ(バッキー)とか見ていないとうろ覚えで楽しめなかったと思います。
(ラムロウさんの不潔感ホント好き。)
今回の争いの元は大きな力を持ってしまったアベンジャーズはより大きな組織の下に入るか否か。
真面目。
でもウィンターソルジャー復活阻止の為にその議論はうやむやで残念。
もう少し議論を深めてくれたら嬉しかったです。
しかしアイアンマンであるトニー・スタークは精神的に大丈夫なのか。
キャプテン・アメリカと戦う為に若いヒーローをスカウトしてるけど彼に何かあったらまた自分を責める事になるんやで…。
世界を守るべきヒーローでいい大人同士が互いの私怨で殴り合い。
では世界から危険な集団でしかないよ…。
法律は何のためにあるんだよ。
でも今回は敵が賢いですね。
たった一人でアベンジャーを追い込むなんて半端ない策士ぶり。
見習いたい。
そしてこんなにキャラクターが沢山居ると初見の人は敷居が高くなったりしないのかな。
ただアントマンはおススメ。真面目なのに笑えるヒーロー映画です。
マーベルコミックのフォロワーって世界的は増えてるのだろうか。
途中のアベンジャーズ同士の戦いは誰が何のために戦っているのか分からないし…。
ヒーローは1人だったら世を忍ぶ仮の姿でいいけれど1つのチームになったらその力をどうコントロールするべきなのか。
という問いがこの映画の裏テーマだと思うんですが世界でこの問いに答えられている国がない以上アベンジャーズの悩みは解決出来なそうです。